知能が高いことで有名なオランウータン。
”オランウータン”は、マレー語で、「森の人」という意味なんだ。
人には見えないんじゃけどな。人とオランウータンは約1300万年前に分岐したと言われておるぞ。
ちなみに、人と一番近いと言われているチンパンジーは約490万年前に分岐したとされてるぞ。
すごく昔に感じるかもしれないが、生命が誕生したのが35億年前と言われておるから、生命規模で見れは、最近じゃな。
そんな人と近しいとされている、オランウータンについて知っていこう。
オランウータンはほとんどの時間を樹の上で生活している。食事も睡眠も、 樹の上 で行う。
そうなんだ!ずっと木の上にいるんだね。
ちょっと待って、トイレはどうしてるの?
もちろん、木の上だよ
オトナの雄オランウータン以外は滅多に地上に降りてこない。
オトナの雄は地上に降りてくるんかい笑
なんでみんな降りてこないんだよ。
まぁ、安全だから?落ち着くし。寄生虫対策にもなるしね。
あとは、樹上で過ごすために、便利な体なんだよ。手みたいな足だから、足で木を掴めるし、脚も180°以上開脚することができるんだ。
すごいけど!笑
寄生虫対策でそこまでするか?足の形変えちゃうくらいなら、対策方法は他にあったんじゃないか?
木の上だけじゃ世界せまくないの?ほら、旅行とかさ。行きたいじゃん。
オランウータンは基本、単独 で生活しているが、 若いメス同士 は一緒に2~3日旅行することがある。
おぉーいいな!楽しそう!
でも旅行て、どうするんだよ。木から降りないんだろ?
「あっちの木に入って見ましょう!」とか、「こっちの木はどうでしょう」とかか?楽しくねーだろ!
楽しいですよ!楽しさは人それぞれですよ。ぺすぺすさん。他人の楽しみにあれこれ口出しするのはナンセンスですよ。生き方、価値観、人それぞれ。
す、すいません。おっしゃる通りです。(あなた人じゃないけど。。。)
オランウータンは基本単独行動だが、子どもができると、オスメスが一緒に暮らすようになる。子どもが 8歳 になるまで一緒に暮らす。その後、また単独行動に戻る。
寂しい!一緒にいたら良いじゃん。
はい、でも、1人の方が好きなので、、、
そうかぁ、
あ、ちなみにだけど、出産って、どこでするの?やっぱり樹上でするの?
はい!もちろんです!
出産に関しては、樹の頂上付近で行います。
あぶねーよ!笑
なーんでわざわざそんな高いとこに行くんだよ!笑
変だよ!
はい、でも、、安全なので。。
オランウータンの雄には、「二型成熟」と呼ばれる、変わった繁殖戦略がある。フランジ(頬の出っぱり)を持つ雄が優位に繁殖行動をする。
おー、厳しい世界なんだなぁ、大変だ。
どうやったらフランジを持つことができるの?何か、厳しい基準でもあるの?年齢とか?
年齢ではなく、周囲との優劣関係 で決まる。自分が優位だと思った雄が、フランジを発達させ、劣っていると思っている雄、何歳になってもフランジを持たない。
気持ちかよ!
でも、いつまで経ってもフランジを持てないオスもいると考えると、やっぱり厳しい世界なんだなぁ。
でも、気持次第でフランジを成長させれるんだろ?頑張れ!
まとめ
オランウータンは
・ほとんど樹上で生活している。食事、睡眠、出産のときも。
・若いメスは、小旅行に出かけることがある。
・フランジを持つ雄が優位に繁殖行動を行う。
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